奉仕とボランティア

 先月の例会での卓話で国際交流を支援する団体代表の方がいらっしゃった。その卓話をきっかけに今更ではあるけれど、『奉仕とボランティアの違い』を知りたくてググってみた。同じことを考えている人が結構いるのが分かった。そこでロータリアンの皆様の中でも私のようにその “違い” をはっきりとは知らない人がいるのではないか、ということで以下に簡単にまとめてみた。

奉仕とボランティアの違いは 「自発性」
 ボランティア・・・自発性がある
 奉仕活動・・・・・自発性の有無とは無関係
 共通すること・・・見返りを求めない、要するに広義では同類語

ここではっきりしておきたいのが、「自発性」の有無。自発性があるから良い悪いということではない。
ロータリークラブは奉仕団体だが、ロータリアンに自発性がなかったら意味がないのか、といったらそうではない。奉仕活動は必要なのだ。なぜなら「自発性」がなかろうが、地域社会では何らかの対象に対価を求めず『仕え奉る』存在がどうしても必要だからだ。奉仕活動には「活動資金」、「リーダー」、「活動をする上での研修や人材育成」などが必要と考えられるが、ロータリーはそれらを揃えることも目的に対して拘束性をもって活動することもできる。

ロータリークラブは様々な形で国際的にも貢献している。優秀な人材を育てるための奨学金制度や交換留学制度もその一つだ。とても大切なことだ。一方で地域社会に向けてアンテナを張った、一見地味ともみえる活動にも是非ともサステナブルな奉仕をして欲しいと一市民として思う。
 日日是好日。

奉仕とボランティア” に対して1件のコメントがあります。

  1. 次年度はただのIT委員 より:

    一年間、ホームページの管理等ご苦労様でした。
    私は次年度はIT委員長からただの委員に格下げになります。
    来年度も事務局のお部屋を覗きに来ますのでよろしくお願いします🙏

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