クラブの戦略計画が紹介された!

 当クラブの戦略計画が地区ガバナー月信1月号に紹介された。戦略計画の紹介コーナーとして地区から早々にお声をかけてもらった訳だから注目度が高い証拠だし、クラブとして名誉なことだ。

 私がクラブにお世話になり始めた時には前身となる長期計画書なるものが既にあったが、こういった類のものがどのクラブにもある訳ではないという事を何年も知らなかった。今回紹介してもらった事を機にちゃんと内容を理解しようと思い、改めて伊勢原平成ロータリークラブ戦略計画書を確認した。

うん、よく出来ている!事務局が生意気を言うけれど、クラブのオリジナリティを出しつつ、国際ロータリーが提唱していることを遵守するよう作成されている。細かい説明は遠慮するが、4本柱の目標を立て、各柱ごとにクラブ独自の目標計画と行動計画を定めている。

正直言うと、順調に推移しているものと明らかにそうでないものがあると思う。環境問題や奉仕事業については新型コロナウィルス感染症の影響で思うように活動できないことも多い。しかし、手をこまねいている訳にはいかない。そういうスタンスがこのクラブの良さだと思っている。コロナ禍のはじまりにいち早くZoom例会を取り入れたクラブなのだ。

 私がクラブの戦略計画で最も注目しているのは委員会の役割再構築という目標の中の行動計画だ。それに『SDGsの意識』というものがある。SDGsに関する用語でダイバーシティ(多様性)というものがあるが、SDGsの17項目の目標の中で、「多様性」自体を掲げているものはない。ただ、SDGs全体に通じる「誰一人取り残さない」という理念や、目標17の「パートナーシップで目標を実現しよう」から、SDGsの考えの基本には『多様性の尊重』がある。実際に、各目標の達成基準の中には、女性や子ども、障害のある人、移住労働者など社会的に弱い立場になりがちな存在への配慮が繰り返し記されていて、多様な人々が活躍できる社会が描かれている。
『より大勢の人の暮らしと地域社会をより良くすること』このロータリーの戦略計画の目的に正に合致している。クラブ行動計画の『SDGsの意識』にはダイバーシティこそ重要だと思う。

 ロータリークラブの事務局という仕事をしている中で、自分にとって大きな社会勉強をさせていただけることに感謝。今年は『私にできること』を自分軸にしていこう!
日日是好日。

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